福祉の現場で必要な能力と言われて、まずイメージされるのは、社会福祉士や介護福祉士、精神保健福祉士などの国家資格のことです。
これらは客観的であり、一定の知識やスキルを持っているものと評価できます。
学びを重ねて、資格試験の合格を勝ち取ってきたからです。
しかし、多様な人たちで成り立っている福祉の現場では、調整能力や協調性、交渉力など、テストでは測れない能力も必要となり、これらは実に大切なことです。
実際は、さらにこれらを行動に変え“ 見える化 ”し、手順書・行動基準として汎化させていきます。
挨拶・身だしなみ・ルールなどの基本動作は評価しやすいのですが、例えば、営業マンが契約の最終フェーズなのに、一日10件の顧客を訪れるという行動基準が設けられているとして、それに縛られていたら大切な契約が取れなくなります。
私たちには、自ら考え必要に応じて行動を選択し、捉えなおしをして成果・結果につなげることができる能力、成果・結果を出せる行動ができる能力、ということが必要となります。
このことをコンピテンシー(competency)と言います。
営業マンでは、成果・結果は“売り上げ ”、福祉では“豊かさや幸せにつながる暮らしの提供”ということになります。
コンピテンシーは行動指針となるだけではなく、未来を予測する材料になり得ます。
現在職員が、“ このように考え判断してこのように行動した結果、このような結果が出た ”という行動事実が、“ 今後も同じように働いてくれれば同じような成果が期待できる ”というように、再現性の確立を上げることができます。
行動事実という根拠から未来を考えるという、ロジカルシンキングが可能となります。
コンピテンシーとは、能力の視点を変え、仕事の仕方を明確にします。
東京都八王子市美山町279番地
東京都町田市図師町971番地2
東京都八王子市長沼町1306番地4
東京都八王子市下恩方町925番地1
東京都八王子市美山町1735番地1
東京都町田市図師町971番地2
(町田福祉園内)
お問合せ・ご応募はこちらへ
平日9:00~17:30
社会福祉法人みずき福祉会
@採用ルーム(町田福祉園 内)
※採用担当が不在の場合や、受付時間中に留守番電話になった場合は、お名前とご用件をお伝えください。折り返しご連絡いたします。