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支援者からわかってもらえているという体験の積み重ねこそが、行動障害の方の生きる自信となり生きづらさを減らしていくのです。 

(2021-12-1

あたかも自分自身のもののように相手の気持ちを感じ取れることを共感と言います。

他者の主観が二人の間を行ったり来たりしているかのように感じている状態を間主観性といい、間主観的なレベルで完全に主観的な存在は存在せず、相手の体験を主観的に感じているかのような領域の中におり、自己の中の他人により他者を主観的に理解しようとします。

他者の中で起こっていることを自らのことのように理解しようとしています。

このような関係性により、人は癒され、安心し、困難を克服し、生きているということを感じています。

 人は癒されていると感じたときすでに癒されています。

激しい自傷や他の人を傷つけることや、こだわりといった、いわゆる行動障害(本人が困っている時に起こす行為なので「問題行動」というのは本人の側に立っていない言い方で公式には「行動障害」を使う)のある人たちは、その行動面の激しさが全面で出るため「行動を止めさせるにはどうしたらいいのか」といった行動抑制や、「ダメなものはダメと教え込まなくてはならない」といった威圧的な対応を受け続けることが少なくありません。

しかし、立場を換えて、もし私たちが周囲の人から行動抑制や叱責を受け続けていたら、あるいは自分の気持ちを理解してもらえず不本意なことを強要され続けたら、私たちの心はどのような状態になるでしょうか。

おそらく、気持ちが萎縮し、自分の心身を守るために抑うつ的になり、理不尽さに怒りを爆発させるのではないでしょうか。

まして、自分の思いを口にできない障害のある方だったらその心情はいかばかりかと思われます。

2005年のイギリスの意思決定能力法は、すべての人には判断能力があるとする「判断能力存在の推定」原則を出発点としています。

「本人が一番混乱し、辛い状況に置かれている」

「本人はやりたくてやっているわけではない」

「他の人にわかってほしいと思っている」

このように心に触れ続けることで「本人の本当の気持ち」に添うことが可能となってきます。

わかってもらえているという体験の積み重ねが生きる自信となり、行動障害が減っていくという経過になっていきます。

 

 

 

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