対人援助とは、単なるコミュニケーション能力ではなく、
対象者の想いに対して、一度立ち止まり、
自分の問題として共感的に捉えることで、
「自分だったらどうするのか?自分は何ができるのか?どんな形で役に立てるのか?」
という気づきが生まれることによって、人としてのゆたかさを引き出し、
引き出されて行くという相互作用である。
人の意識は揺らぎやすく、他者など外部環境に作用される。
人は他者に「受け入れられている」と感じると、
自分には「価値がある」という自信に繋がり「自分には存在価値がある」
という自己肯定感が生まれる。この自己肯定感により、自分が何を悩み、
何を思っていたということがより鮮明になり、
肯定的に理解されているという感覚は、アイデアが閃いたり、
バラバラだったイメージが統合され、他者を受け入れるという信頼という力を生み出す。
「他者依存をし、弱いところをさらけ出すというのは、
社会的な動物である人間にとって必要不可欠ないとなみだが、
こうした弱さの開示と他者への依存 は人間に対する信頼がないと出来ない。」
(熊谷晉一郎 東京大学 先端技術研究センター)
「人とし生きる」とは、“その存在が他者により必要とされている“
という証を追い求めている時間であるが、
そのこと以前に他に頼って存在(生活)せざるをえないのである。
スティービン・R・コビーは、人だけが持っている能力として、
自覚・想像力・良心・自由意思を上げている。
人は置かれている状況を自覚し、
良心と意思をもって未来に対してイメージし実践していける力を有しているのである。
愛という言葉は多様な意味を持ち使いにくい言葉であるが、
幸せであってほしいと願う気持ちや守りたい対象への想い(Wikipedia)であるとしたら、
福祉とは同義語であり本来的に持っている力を行使するだけで、
人としての源流に戻るだけなのである。
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