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2026.07.14 理事長コラム

「しあわせ」を感じられる良き関係性を

人は人との関係の中で、安心し不安にもなります。

障害のある人の意思が表現しやすい環境があり、自己決定に至るプロセスそのものへの支援がされ、その人らしい自立した生活が継続的に送れるような社会システムの構築が必要です。

コミュニケーションを支援し意思決定を尊重するという営みは、障害のある人と支援者が相互に影響しあい、響きあい、互いの存在を尊重し合う、まさに対等な関係性があって成り立つものです。わかりづらい自閉症の人や重度の障害のある人たちは、支援者が対象者の中で起こっていることに的確に反応していける心のやりとりのできる力が要求されます。

わかりづらいと感じる人ほど、孤独で、不安を抱え、耐えている人かもしれません。

支援者の在り方を試されているのかもしれません。

生半可ではなく本物を求めています。

支援者が内的世界をどうしても見いだせないときには、どうすればそれをよいものに変えていけるかを考えることです。姿勢は伝わります。本質的で、的確な関係性が継続的に保証されると喜怒哀楽が明確になったり、ニーズがクリアになり要求が出しやすくなったり、安心に包まれ大切にされているという実感を持つようになります。これは生きる力の根源です。

人生で人がもっとも幸せを感じるのは良き人間関係があるということです。

支援者との関係の中で人生が豊かなものか、幸せだったかが決まります。

私たち自身の人間的な成長が大きな影響を与えるのです。確かめ改善することなのです。

(2021年コラムより_原文ママ)