ABOUT

みずき福祉会について

PHILOSOPHY
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法人理念

私たちは、すべての人が
安心して暮らすことのできる
社会をめざします

みずき福祉会の法人理念を支える
4つの柱

幸せへの支援

ご利用者の方々の思いを大切に「幸せ」だと感じられるよう支援します。

暮らしの実現

柔軟で自由な発想と創造性を発揮し、より豊かな暮らしを実現していきます。

支えあう社会

共に支えあい、人とのつながりを大切にできる社会となるよう努めます。

学びの文化

質の高い支援をするため、人として成長できる「学び」をしつづけます。

MESSAGE
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理事長メッセージ

人を「わかる」ということ支援の原点にある信頼関係

理事長阿部 美樹雄

私たちみずき福祉会は、日々の支援において「人を『わかる』」という関係性を築くことを最も大切な柱としています。知識として障害や特性を「知る」ことは出発点に過ぎません。私たちが目指すのは、ご利用者の感覚や気持ちを感じるという体験です。この「わかる」までには、良質で良好な関係性、すなわち深い信頼関係が不可欠です。

支援の始まりは、まず私たちが「安心できる存在」として受け入れていただくことからです。目線を合わせ、決して威圧せず、ご利用者が不安なく傍にいられるよう、私たち自身の在り方を同調させます。そこで生まれてくる小さな感覚や気持ちのサインに、肯定的に反応し続けます。この「心のキャッチボール」が繰り返されることで、確かな安心感が生まれ、信頼関係という絆が結ばれます。赤ちゃんが泣く理由を養育者が自然と理解していくように、私たちも意識せずにご利用者の思いを汲み取れるようになっていきます。不安や恐怖に包まれているとき、人の知性は働きません。しかし、安心感に包まれ心が解き放たれたとき、人は他者を受け入れ、学び、成長する力が育ちます。

安定した関係性の中で「わかる、わかった」という成功体験を積み重ねることで、主体的で意欲的な行動が見られるようになり、複雑な課題に対処する力(現実対処力)も育まれていきます。良き支援者との関係を通じて「人は信頼に足る存在である」と学ぶこと。これこそが、その方の人生を豊かにするための最も基本的な学びであると信じています。

私たちはこれからも、知識や技術以上に「心でつながる」ことを大切にし、お一人おひとりの可能性が開花するような支援を追求してまいります。

THE WAY OF TRUST
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私たちが考える「安心」について

ご利用者も、働く人も、
ここにいて安心

そう感じてもらえること。
ここにあるのは“安心の土壌”。

みずき福祉会が大切にしている「安心」とは、単に不安がない状態を指すものではありません。
それは、その人らしさが尊重され、日々の暮らしや働きの中に自然と溶け込んでいる感覚です。
私たちはマニュアルや決まったやり方に頼るのではなく、対話を重ね、思いに耳を傾け、一緒に答えを探していくことで安心を育んでいます。
その積み重ねは、ご利用者の方、ご家族、そしてここで働くスタッフにとっての信頼へとつながっています。
「安心」が根づいた環境があるからこそ、一人ひとりが自分らしく過ごし、支え合う関係性が生まれていきます。
それが、みずき福祉会の考える「安心」です。

「みずき」のいわれ

「みずき」はみずき科の落葉高木。葉は広楕円形で、枝は横に伸びていきます。葉同士が重なり合うことがほとんどなく、いっそうに広がりを見せ無駄がない配列で繁茂します。春から、小さな花弁が仲良く寄り添い、まるで一つの大きな花の様な白い花を咲かせます。ともに支えあい、心に寄り添いながら、安心できる幸せな社会を目指す、私たち「みずき福祉会」と、どこか似ているとの思いを馳せています。

THE FUTURE’S MAP
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みずき福祉会の設立と未来

はじまり いまと未来

みずき福祉会は、創設以来地域に根ざしながら「安心」を軸にした福祉を育んできました。
その歩みは、常に目の前にいる人の声に耳を傾け、一人ひとりの暮らしに寄り添うことから始まっています。

制度や時代が変化しても、人が安心して自分らしく生きるために必要なのは、人と人とが支え合い、信頼を積み重ねていくこと。
これまで築いてきた実践は、今も変わらず私たちの原点であり、そしてこれからの未来へとつながる土台です。
ここでは、みずき福祉会の「これまで」と「これから」を象徴するエピソードをご紹介します。

はじまり

安心の暮らしを拓いた
原点のあゆみ

01原点と挑戦―
「暮らしを築く」という発想

1980年代、障害のある子の親なき後を案じた親たちが、都内各所より集まり、我が子の住まいとなる入所施設を新たに開くための活動を始めました。この「みずきの会」が母体となり、関係者の協力を得ながら 8 年以上の歳月をかけて、1991年2月に「社会福祉法人 みずき福祉会」として法人認可されました。
母体である「みずきの会」のメンバーと当時 20代だった阿部(現理事長)の出会いの中で、ご利用者一人ひとりの「幸せ」に焦点をあて、安心できる暮らしを実現したいという思いを共通の軸とし、当時一般的だった 15人規模のユニットではなく、5~6人という少人数で生活を共にする新しい施設づくりに踏み出しました。「人権が尊重されるような施設を作りたい」という創設メンバーの思いの中でのスタートでした。

02八王子平和の家の誕生と
広がる風土

1991年8月に八王子平和の家が開所しました。当時重視されていた指導訓練ではなく、ご利用者一人ひとりが安心して暮らすことをコンセプトとし、「心に寄り添う支援」を大切にしてきました。
また、ご利用者が暮らすユニットの建物は、管理のしやすさを重視するのではなく、落ち着いて暮らすことができる環境となるよう、設計に工夫を凝らしました。普通の家のようにリビングがあり、玄関のある、当時としては画期的なユニット式を全国に先駆けて取り入れました。
日中活動にも力を入れました。居場所があり、役割があり、活躍の場がある。その人が持っている力を発揮しやすい人的環境を整えることにより、生きがいがあり、安心に包まれた暮らしを提供できると考えたからです。
ご利用者の暮らしに寄り添う姿勢はスタッフにも浸透し、やがて地域や関係者からも「利用者主体でやってきた法人」と認知されるようになりました。
いまと未来

支援に心を添え地域と共に歩む
みずきの未来

03制度にとらわれない地域福祉へ

これからの福祉に求められていることは「市民が持っている様々なリソースをコーディネートし、地域の課題を解決していく」という役割です。みずき福祉会では、障害分野に限らず、保育や高齢など地域全体の課題に寄り添ってきました。
これからも制度や法律だけでは解決しきれない問題に対し、インフォーマル=自由で柔軟な支援を実現していきます。目の前に困っている人がいる時に私たちは何ができるのか考え続けていきます。
支援とは機能を果たすだけではなく、一つひとつの支援に心を添えることまで含めて、はじめて価値となります。そうした姿勢こそが、これからの福祉に必要とされていると考えています。

04みずきらしさが生む創造と共生

創設時から今日に至るまで、ご利用者もスタッフも互いに支え合い、安心や信頼を土台に日々を過ごしてきました。その風土は世代を超えて継承され、若いスタッフも誠実に実践を積み重ねています。
各事業所において、日常の中から創造的な支援が生まれています。みずき福祉会が大切にしてきた「心に寄り添う」という姿勢は、今後も未来の福祉の核となります。そして、世代を超えて共感を呼ぶ言葉のように「相互支援社会」を築いていく。
スタッフ一人ひとりが楽しみながら発想を広げ、地域に新しい豊かさと幸せを届けていきます。みずき福祉会は、大切にしている視点をブレることなく、まっすぐに継承しながら、新しい時代の中においても“年齢を重ねるように”成長し続けていきます。