「努力を努力と思っている限り “好き” でやっている人には勝てない」

天才とか非凡なる努力家と思っていたイチローのフロー脳は、仕事・未来課題を “好き” と捉えています。

上手く行っている人は皆努力をしているわけではなく、私たちが考える努力を努力と感じない方法で捉えています。

自分が就きたい業種に就いたとしても、やりたい仕事は３割、せいぜい4割で、６～７割はやりたくないことをしています。

６～７割の嫌なことを意味あることにアレンジしていく必要があります。

仕事人生の質に大きく関係するからです。

毎日、淡々とゴミを拾っていた清掃クルーが道路に水でミッキーの絵を描き始めました。

気がつくと人垣ができており、その人たちは満面の笑顔で拍手までしてくれました。

清掃クルーはキャストと呼ばれる意味や価値を理解し、以後誇りをもって仕事にあたりました。

リモートワークという形態の中で集中できている時間の割合は、会社のような環境（６時間対応の椅子、OA機器、観葉植物等）が揃っており単身の場合は６５～８５％、８歳までの育児中で環境も揃っていない状況では２５～４０％という調査があります。

・承認欲求が満たされにくい・リモート会議などは、集中度が高く疲れる・モチベーションが持ちにくいなどの課題があります。

プライベートのマネジメントも視野にいれなければならないことに驚く、一方で仕事の満足感が得られないと疲労感を感じやすくなると言われ、対面でしか得られない雑談（１０～３０分）が注目されています。

“とりとめもない” ことが大切で、その後に集中して仕事ができるといわれています。

人生のなかで多くの時間を費やす仕事を、自ら “嫌い” と認識してしまうこと、6～7割の本来は好きではない時間のアレンジができないでいること、心理的安全性がある “とりとめのない時間” があることなどがメンタルヘルスと大きく関係しています。

具体的、肌感覚、意識することなく自然に働きやすい環境が整えられ、援けあいがある職場を創っていきたいと思っています。