今年のテーマとして、様々な階層の職員に伝えてきたことは「原点に戻り、細部に拘り丁寧な仕事をしよう！」ということです。

 食事介助のときは、本人が食べたいだろうことを思いながら、話しかけながら気持ちよく食べていただこう。

オムツ交換の時は、身体的に気持ちよくなった時に「〇〇さん、気持ちよくなってよかったですね！」と、心理的に気持ちよくなる言葉も添えよう。

私たち職員との関わりの中で幸せや安心に包まれる体験をしていただくことが大切です。

アウトプットのわかりにくい私たちの仕事にはどんなに障害が重くても言葉がない方でも「心理的安全性」は明確に分かることで言葉よりも雄弁なことです。

 あらためて、私たちの仕事は私たち職員との関わりの中で安心に包まれ、自己肯定感「私は生きる価値のある存在なのだ！」ということが培われていくことに価値があります。

このことが、支援の中に明確に存在し、長期に渡って安定的に存在するようになると、障害があろうが無かろうが「現実対処力」が着いてきます。

不安でいたい人はおらず人は安心に向かいたいものです。

福祉人としてのプライドとしてご利用者には心を込めて心を使い心から丁寧に対応しましょう。

 詠み人知らずですが、「本質は細部に現れる」という言葉を贈ります。

  1.　性格は「顔」に出る。

  2.　生活は「体型」に出る。 

  3.　本音は「仕草」に出る。 

  4.　美意識は「爪」に出る。 

  5.　清潔感は「髪」に出る。 

  6.　気配りは「食べ方」に出る。

  7.　芯の強さは「声」に出る。 

  8.　ストレスは「肌」に出る。

  9.　落ち着きの無さは「足」に出る。

そして、 

10.　人間性は「弱者への態度」に出る。　

「弱者への態度」　に出るのです。